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中国料理で使われている漢字は私たち日本人が家庭料理をする上で参考になります。
それでこのページでは基本的は調理法に関する漢字をまとめてみました。
尚、実際中国で使われている漢字ですので日本語表示では機種依存文字のものもありますので、
文字化けする可能性のある字は二語にわけて
表記しています。
その場合、字のあわせ方は括弧内に記してします。
また読み方(発音)は編集者の判断でカタカナにしてありますので
他の辞書やガイドブックと必ずしも一致しませんがこのカナ発音で
大抵通じます。
また説明文に出てくる「鍋」とは中華なべのことです。中華なべがない場合はやむ終えずですがフライパンを使います。
炒チャオ:
油で材料を炒める一番基本的なものですが、それだけで終らないで、炒めたものに少しだけ湯タン(中華スープ)を加えて更に水溶き片栗粉でとろみをつけます。いろいろな材料を入れますので下茹でしておいたり乾物は戻しておいたりの下準備が必要です。
家庭で炒めるだけで味が今ひとつと思われるなら最後のこの仕上げをしてみてはいかがでしょうか。
爆バオ:
炒めることには変わりないのですが、この場合は出来るだけ強火にしてせいぜい1分以内の短時間で火をさっと通すやり方です。この方法が出来るのは材料に生野菜など炒めるのに時間のかかるものを一緒に入れないことです。肉や川えびなどさっと火を通すだけのほうがよい食材に適した調理法といえ
ます。家庭の小さなバーナーでする場合、中華鍋もしくはフライパンに材料を入れすぎないようにすることです。注意点ですがえびや肉など火を入れすぎると硬くなって味が落ちます。
烹ポン:
これは炒めたり揚げたりした食材に最後に調味料やスープを入れて即座に仕上げる方法です。比較的シンプルな材料で作るようです。
煎チエン:
これは鍋に油を熱して肉類の食材に焦げ目をつけて仕上げる料理です。軽く焦げ目をつけることで香りが出ますし味も良くなります。
炸チャ:
この発音はフランス語のr同様日本語とはかけ離れていて、チャとザの中間の発音だと考えて下さい。これは油を十分に使って揚げることです。どの温度でもまたどんな方法でも揚げる場合にはこの語を使います。
また下味をつけないで揚げるものは清炸チンチャ、衣をつけて揚げるものは軟炸ナンチャ、片栗粉をつけて揚げるものは乾炸ガンチャと呼んでいます。日本の天婦羅は軟炸の部類に入ると思います。
溜リュウ:
一般的には油で揚げた物(炸)にあんをかけた料理で、あんは塩味がベースであったり醤油を使ったり甘酢あんにしたりその他牛乳、トマトケチャップなどのあんかけなどがあります。家庭でもそれぞれの食材に合った
あんを工夫してみるのも良いと思います。
火會(火は左部)ホイ:
茹でたり揚げたりした材料をスープで煮込んで片栗粉で軽くとろみをつけたものです。スープはインスタントの中華スープや鶏がらスープなどを用いてもかまいません。大抵は塩味か醤油味になります。具とスープは同量くらいが適当でしょう。これはあまり濃度を上げてはいけません。
燉ドン:
燉はコトコトと煮込ませる意味があります。ひたひたの水の量で煮立たせたあと、調味料を加えて弱火で更に煮込みます。食材は何でも合うと思います。
煨ウェイ:
これは極く弱い火で長く煮込んだものを言います。親鶏の手羽先などは3時間程煮込ませて軟らかくさせますが、火を弱くしないと具材がこわれてしまいます。燉などとは火の強さの差が出るわけです。
扒パ:
煨に似て汁気のある煮込み料理ですが、厳密は区別はつけられないかも知れません。
燜メン:
揚げたり炒めたりしたものを鍋にいれて水煮をして煮立たせてから蓋をして蒸し煮したものです。燉に比べて水気が少なく蓋をして蒸すのが特徴です。
燒シャオ:
炒めた材料を味付けをして、スープを足してとろ火で具が軟らかくなるまで煮た料理です。汁気はかなり少なめで仕上がりは煮詰まった感じになります。日本でも親しまれている車えびの殻つき炒め煮の乾燒明蝦ガンシャオミンシャなどがこの部類に入ります。
蒸チョン:
蒸篭(せいろう)を使って材料を蒸す料理です。蒸す時間は食材によって異なりますから、特に魚など長く蒸してしまって硬くなりまずくしないように注意が要ります。
煮チュ:
十分な湯の中に材料を入れて煮る、ごく一般的な方法の調理方法です。
拌パン:
野菜や肉類や魚類などを軽く調理したあと、調味料やドレッシングなどで和えたものです。
凍ドン:
ゼラチンなどを使って寄せた料理のことです。中に入れる材料は何でも使います。固まったものをハムのようにスライスにして頂くこともありますので、その場合はゼラチンは固めにしておかないと崩れてしまいます。
敖火(火は下部)アオ:
これも煮物ですが、しばしば油で炒めたものを煮ます。
川チョワン:
最も一般的なスープがこれに属します。料理名にはよく湯タンという語は入りますが、これは汁物の意味です。その中でも川湯チョワンタンと言うと即席に作られたスープを指しているようです。
羹ゴン:
汁物ですが片栗粉で濃度をつけてどろっとした感じがします。羊羹の羹と同じ字を書きます。
滷ルウ:
醤油を沢山使って煮込んだ調理法のようです。調味料や食材は何でも使うようです。肉類などに味を十分にしみ込ませる料理で比較的保存のきく調理法といえます。
醤ヂアン:
醤油の醤の字を使っている通り、醤油ベースの料理になります。しかし中国では醤は味噌の事を言います。
一般にとろ火で材料が軟らかくなるまで煮た調理法ですから滷に似ています。
燻シュン:
燻製の燻の字を用いているように燻す(いぶす)ことを言います。燻す前いも水煮などを下ごしらえをしておく場合もあります。しかし家庭で燻す調理法は難しい部類に入るでしょう。大型のオーブンがあればなんとか出来るかもしれません。
烤カオ:
直火焼きの調理法です。
火倉(火は左部)チャン:
拌と同様あえものの事です。よく醤油、ごま油、酢が用いられます。
酉奄(酉は左部)イエン:
塩漬けすることです。
鍋子グゥオツ:
食卓に鍋を置いて煮ながらいただくいわゆる鍋料理のことです。本来は鍋の下に炭火を置いて、その中央に煙突があるタイプのものを使っていましたが現在ではそこまで凝ることは出来ないでしょう。
麺飯ミェンファン:
そば、粉食、ご飯類のことを総称しています。
點心:点心ティエンシン:
言うまでもなく餃子チャオズや餛飩フゥンドゥン(わんたん)等がこの部類に入ります。餅や皮で何かを包んだりした料理などがあります。
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