|
●期外収縮extrasystole;premature beat;premature contraction:
基本調律の収縮に先行して早期に収縮を起こすもので、発生部位から心房性、房室接合部性、心室性
のものがありますが、房室接合部性はまれです。
心房期外収縮のなかでも肺静脈起源の場合、心房細動の原因ともなり得ます。
寝不足時やたばこの吸い過ぎ、コーヒー、お酒、また風邪薬の影響で誘発されたり悪化させる場合もあります。
心臓がどきどきしたり興奮状態のようになったり、反対に心臓が一旦停止したように感じることがあります。
これは健康な心臓をしている人でも起こり得ますが心臓病の自覚症状である場合が多いのでこれらの症状が出たなら、
検査を受けるのが望ましいでしょう。
検査方法:
聴診、胸部X線、心エコー図、ホルター心電図法などがあります。
ホルター心電図法:HolterECG【長時間心電図dynamicECG】とは被検者に計測器と記録装置を携帯させて24時間など長時間検査する方法。
メモリーの小型化で軽量化がなされている。検査後メモリーを取り出して瞬時に解析が可能です。
運動や興奮によって誘発される場合は運動負荷心電図法を考慮します。
運動負荷心電図:exercise electrocardiographyとは心血管系の負荷が運動の際にどのように生じるかを心電図で検査する方法。
負荷方法では多段階方式の自転車エルゴメーター、トレッドミル、ハンドグリップテストなど。
またマスター二段階昇降試験はあまり用いられなくなっています。
トレッドミル試験:treadmill testとは周転式のベルトの上に被検者を歩かせて、速度と傾斜角を変えて負荷量を変化させながら計測する方法。
治療薬:
心室性期外収縮:セルシン;武田(抗不安薬:中力価型・ジアゼパムdiazepam)
インデラル;住友-アストラゼネガ(β遮断薬:塩酸プロプラノロールpropranolol hydrochloride)
メキシチール;ベーリンガー(Ib群:塩酸ミキシレチンmexiletine hydrochloride)
リスモダン;アベンティス-中外(Ia群:ジソピラミドdisopyramide)などの中から選択します。
上室性期外収縮:セルシン・タンボコール;エーザイ(Ic群:酢酸フレカイニドflecainide acetate)
シベノール;藤沢(Ia群:コハク酸シベンゾリンcibenzoline succinate)
セロケン;アストラゼネガ(β遮断薬:酒石酸メトプロロールmetoprplol tartrate)
などの中から選択します。
|