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家庭の医学

白血球white blood cell(WBC):単球monoblast・顆粒球granulocyte

●顆粒球かりゅうきゅうgranulocyte
顆粒球は細胞質に顆粒を有する白血球の総称でギームザ染色により好酸球、好中球、好塩基球の三種に分類されています。 →顆粒球
いずれの顆粒球も、遊走、粘着、貪食、活性酸素生産能などの機能があり、感染、免疫、炎症、アレルギーなどの現象に大きく係わっています。また場合によっては顆粒球は好中球のみを指す事もあります。


●単球たんきゅうmonocyte
単球は最初に骨髄に存在する単芽球monoblast(径約14μm)から始まり、その核は大型類円形で細胞の中央部に位置しています。 核に陥没や切れ込みが生じてきて、細胞質に微細dust-likeのアズール顆粒azurophilic granule(塩基性青色メチルチオニンにより赤紫色に染色される細胞質内の顆粒)をみると、淡灰青色の前単球promonocyte(径12〜20μm)に成長します。

前単球には一本のメッセンジャーRNA(mRNA)に複数のリポソーム(脂質小胞)が結合して蛋白質合成がなされている状態のポリリポソーム(ポリソームpolysome:ポリ=複数))が散在し、分泌小器官(粗面小胞体、ゴルジ装置Golgi apparatus:蛋白質や脂質に糖などを付加して細胞の諸領域に分配する装置)の発達が確認出来ます。 前単球は少なくとも二回の細胞分裂を行い、約50時間後に単球に成熟します。

それで成熟した 単球は運搬、粘着、走化、貪食能があり、殊に貪食性は顕著で細菌や抗原物質を処理してT細胞に供与することで免疫に作用しています。 また血中単球の半減期は8.4時間で組織へ移行したのちにマクロファージになります。






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