痛風・高尿酸血症とプリン体 |
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■概要と原因: 高尿酸血症は血漿尿酸値が性別を問わず7.0mg/dLを超える場合と定義されています。 高尿酸血症は尿酸産生過剰型と尿酸排泄低下型、及びその二種の混合型に分類されています が、我が国では尿酸排出低下型が多くみられます。 また痛風の他尿路結石、腎障害などの原因ともなっています。 腎での尿酸排泄に関する体質的な問題が疑われる人などに過食、大酒、肥満、脱水、激しい運動やその 他の要因が重なって高尿酸血症を発症すると考えられています。 また女性ホルモンは尿酸排泄を促進する背景があることからこの疾患は男性に圧倒的に多く(女性の20倍以 上)、また30-40歳代の発病が多くみられます。
■症状: 痛風関節炎は母趾の足趾節関節などの下肢の関節に好発(発症頻度が高いこと)し激痛を伴います。 しかしその他の多くの関節でも侵される場合があります。
■診断・治療: 上記の通り血漿尿酸値が性別を問わず7.0mg/dLを超える場合高尿酸血症となりますが それで直ぐに薬が用いられるとは限りません。 痛風食(低プリン食)は劇的な効果は期待できませんが過食の是正や肥満予防などの観点からでも一考に 値します。 我が国でプリン体の多い食品としてレバー、鰯、干し椎茸、鰺の干物(真アジ)、鰹、するめいか、 大豆、納豆、またお酒特にビールがあげられます。 しかし特に過食や高カロリー食を摂ったりしていないならば心配はいりません。 尿路結石予防の為に1日の尿量が2,000mLになるよう水分摂取を行います。特に夏場は水分を沢山 摂っていても発汗が多くなるため、より多くの水分摂取に心がけるべきです。
薬の処方例: ●痛風関節炎の場合:痛風発作の時(下記のいずれか) 非ステロイド抗炎症薬NSAIDs 1.ナイキサン錠100mg「田辺三菱」 初回4-6錠 その後1日2錠を1日3回(ナプロキセン) 2.アルボ嬢200mg「大正製薬」 初回2錠、その後1回1錠を1日2回、1日3錠まで増量可。(オキサプロジン) 非ステロイド抗炎症薬が無効の場合やワーファリン使用時など プレドニン錠5mg 1日3-6錠 一週ごと1/3量を減量し3週間まで(プレドニン) その他の応例ではコルヒチン錠0.5mg「シオノギ」(コルヒチン)、 ザイロリック錠100 100mg「GSK」(アロプリノール)、 ユリノーム錠25mg「鳥居」(ベンズブロマロン) (日英対語) 痛風:gout 急性関節炎:acute arthritis プリン体:purine body 尿酸:uric acid 高尿酸血症:hyperuricemia |