糖尿病の合併症:糖尿病性腎症・糖尿病性大血管障害 |
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高血糖の状態になると糖タンパク代謝異常や糸球体の過剰なろ過が原因と考えられています。 細小血管障害によるびまん性(広範囲症状)変化と、糖尿病の進行とともに糸球体の結節性の病変が見られ、結節性糸球体硬化症*を引き起こします。また動脈硬化や間質繊維化も起こりえます。 最終段階である腎不全に進むケースが多いことが問題です。 *結束性糸球体硬化症nodular glomerulosclerosis: 糸球体組織を結束させる作用などがあるメサンギウム領域に結節状の細胞外基質の増加と蓄積が生じる硬化状態。 糸球体に通常では存在しない型のコラーゲンの幾つかも新生されてしまいます。
●糖尿病性大血管障害(とうにょうびょうせいだいけっかんしょうがい) 大血管症:diabetic macroangiopathy 糖尿病性マクロアンギオパチー 糖尿病が原因の動脈硬化性の変化の総称で、上記の細小血管と異なる点は糖尿病以外が原因でこれに罹る場合も多い事で、糖尿特有の疾病ではありませんが、糖尿病患者の場合の進展の 速度などに違いが生じます。
この病気は脳卒中、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症、収縮期高血圧症の原因となり得、
加えて脂質代謝異常や肥満などと合併しやすい特徴もあり、
また凝固線溶系(血液を固めたり溶かしたりするシステム)の異常も起こしやすくなります。
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