卵巣癌(らんそうがん)ovarian cander |
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その内、卵巣の表面から発生する上皮性の型が80%を超えて最も多く、 他に卵子の産生に機能する場所からできる胚細胞腫瘍(はいさいぼうしゅよう)と 一般的な結合組織から生じる間質細胞腫瘍(かんしつさいぼうしゅよう)になります。
■原因: このがんの多発地域は欧米諸国で、要因は脂肪摂取量の過多と考えられています。 また最初の出産が年齢的に遅かったり、初潮年齢が早期であったり、閉経が遅い場合なども卵巣がんに罹りやすくなります。 他に遺伝的な要因もあって、家族親族の中に卵巣がんの他、子宮体がん、乳がん、大腸がんの人がいてもリスクが上がります。
■症状: 卵巣がんの早期診断は非常に難しいと言えます。 時間が経つにつれ左右にある卵巣の内、がんが出来た側に膨らみが生じますが、この膨らみは外見上、最初の段階では見つけやすいものではありません。 若年例の場合の多くは良性のものですが閉経後の場合のこの卵巣腫大はがんである可能性が高くなっています。 比較的初期の症状としては下腹部の漠然とした不快感や膨張感や膨満感、食欲不振、腰痛などが見られますが膣の異常な出血は普通見られません。 またこのがんに罹るといわゆる男性ホルモンや女性ホルモンの分泌が異常になることがあって、 乳房が成長したり体毛が多くなったり、甲状腺機能が亢進したりする場合もあります。 従って卵巣がん特有の症状が最初から見られるわけではありませんし、 これらの症状は他の病気でもよく見られることですので、早期発見を遅らせる要因ともなっています。 ですから症状が現れる前に血縁家族に子宮体がんや乳がん、大腸がんの人がいれば早めに検診を受けるようにすべきです。
■診断: 検査方法としては血液検査や腫瘍マーカーの他に超音波検査、X線CT検査、MRI検査などが一般的に行われます。 その他下腹部の一部を切って内視鏡検査による卵巣観察や組織を削り取って検査をすることも出来ます。
■治療: がんが見つかればその程度に応じた範囲でがんとその周辺組織を切り取ります。 卵巣内部だけのがんであればがんが出来た側の卵巣とその近くの卵管のみの切除で済ませられる場合もあります。 しかし卵巣の外部にまでがんが広がっている場合は左右の卵巣と卵管および子宮、その近くのリンパ節とその周辺も 切除することになります。 また場合によっては更に放射線療法をとることもあります。
化学療法
また単独で効果が出ないものでもいくつかの薬を併用して治療効果を高める事が出来ます。
その他、
アルキル化剤のシクロホスファミドcyclophosphamide(CPA):商品名エンドキサン(塩野義)・
チオテパthiotepa(TESPA):商品名テスパミン(住友)
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