食道癌(がん):腺癌と扁平上皮癌 |
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■概要:
●欧米型の腺癌 *腺癌:分泌機能を有する構造を持つ腺組織が癌化したもの。 *逆流性食道炎:消化液が食道内に逆流することで起こる炎症。我が国では胃の切除後に起こりやすいが欧米では通常でも罹りやすい。 *バレット食道:逆流性食道炎などを経て食道粘膜組織部分に円柱上皮が出現した状態。円柱上皮は扁平上皮とは対照的に細胞が円柱状にうずたかい形状となる。慢性的に進行して出血や瘢痕狭窄(はんこんきょうさく)を起こしやすい。 食道がんの発生要因は口の中から取り入れるものが原因であることが多く、喫煙、飲酒、熱いものの飲み込み、 などであると思われます。 罹患者は毎年一万人を超え、高齢者の罹患率は高く特に60歳代の男性が顕著です。 それは飲酒、喫煙などを長年嗜んで来た結果であるとも思われます。
■症状: 症状が未だ出ない時でも健康診断などでの内視鏡検査などで発見される場合がありますが自分で最初に気がつくのは、食べ物を飲み込む際に胸の奥が針でつつかれたような痛みや、熱いものを飲んだ時に感じる沁みがあります。 しかしそれが徐々に甚大になるのではなく、一旦痛みが和らぐこともありますのでそこで見過ごすと、更に進行していきます。 実際にがんが成長すると食道内部が狭くなるために、特に硬めの食べ物のつかえを感じます。最初は水分や柔らかな物は抵抗ありませんが、やがては全てのものが通らなくなります。 その後、体重減少、胸部、背部の痛み、気管支や肺へ進行、転移すると咳や血痰を見たり、声のかすれも起こります。
■治療方法: 手術による食道切除がありますが、再建も必要であり、症状によっては腹部や胸部を開かなければなりませんからかなり大掛かりである上、患者の体力も要します。 がんの規模が小さくて粘膜だけであれば内視鏡による粘膜切除術(EMR)も行われます。 放射線療法は抗がん剤による化学療法と併用するのが一般的になっています。 |
| 製品名 | 薬品名 | 重大な副作用 |
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注射用フィルデシン Fildesin 塩野義 |
アルカイド系 硫酸ビンデシンvindesine sulfate(VDS) | 骨髄抑制。抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)。麻痺性イレウス。間質性肺炎。 心筋梗塞。脳梗塞。神経麻痺、痙攣、聴覚異常、筋力低下、知覚異常、末梢神経障害。 アナフィラキシー様症状。 |
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ブレオBleo 日本化薬 (油性もあり) | 抗生物質 塩酸ブレオマイシン bleomycin hydrochloride (BLM) |
間質性肺炎、肺繊維症。ショック。出血。
この薬品で注射などの投与を受けた場合は最初の2ヶ月程度は医師の十分な監督が必要です。 |
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ランダ Randa 日本化薬 |
白金製剤 シスプラチン |
急性腎不全。骨髄抑制。ショック、アナフィラキシー様症状。聴力低下、難聴。うっ血乳頭。
溶血性貧血。溶血性尿毒症症候群。心筋梗塞、狭心症うっ血性心不全。脳梗塞。
劇症肝炎、肝機能障害、黄疸など。 腎臓への負担が大きいので水分補給を十分に摂る事が必要です。 吐き気止めとしてデキサメゾンを使用します。 |
食道癌:cancer of esophagus;esophageal cancer 胃粘膜:gastric mucosa 扁平上皮がん:squamous cell carcinoma バレット食道:Barrett esophagus 粘膜:mucous membranes 胃酸:gastric hydrochloric acid 腺癌:adenocarcinoma 逆流性食道炎:reflux esophagitis |