クローン病Crohn disease(CD) terminal ileitis |
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主として若年層である10代後半から20代にかけてよく起こり、浮腫、繊維症や潰瘍を伴う肉芽腫性炎症性病変からなる病気です。口腔から肛門まで起こりますが特に回腸や大腸(結腸)で多く見られます。 病変の特徴は視覚的(X線・内視鏡診断)では腸管に敷石を敷き詰めたような敷石像を診断できます。 また縦に走る不連続的な潰瘍(縦走潰瘍)、アフタ性潰瘍、不整形潰瘍を認め、大きさや深さは様々です。 また瘻孔形成(ろうこうけいせい)が起きると腸管同士や周囲の臓器や皮膚と新たに出来た孔から通り道を作ってしまいます。 経過とともに繊維化が進み、狭小、狭窄が顕著になります。 組織学的には非乾酪性類上皮性肉芽腫、全層性炎症、裂溝が特徴的です。
■症状: 腹痛が一般的ですが、他に下痢、発熱、軟便、体重減少、貧血、肛門部の病変なども見られます。 更には難治性潰瘍、肛門周囲膿瘍、痔瘻、裂肛なども伴うことがあります。
■治療: 内科的治療も行われます。 静脈を介して高カロリー輸液を補給します。栄養薬を経口的に摂取したり、カテーテルを胃に入れてポンプで流入させる方法もとられています。 使われる薬では副腎皮質ステロイド、サラゾピリン、5-ASA製剤、免疫抑制剤などがあります。 瘻孔、狭窄、出血などの症状が出たときは外科的治療がなされます。 切除部分は出来るだけ最小にしておき、狭窄形成術などを併用して腸管の温存を図ります。 術後の再発は高いのですが予後は比較的良好で社会復帰も可能です。
処方例:
○下記のうちいずれか使用・または副皮と整腸剤を併用します
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