尿路結石症(にょうろけっせきしょう)(尿石症) |
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●腎結石renal stone(calculus):kidney stone 腎盂と共に最も頻繁に結石が作られる腎杯は左右の腎臓にそれぞれ10〜20程あって そこにカルシウム系の結石が付着することで発症します。 存在部位とは別に結石の成分からカルシウム腎結石症calcium nephrolithiasis と呼ばれるものもあります。 また、カルシウム結石はヒドロキシアパタイトやカーボネイトアパタイトなどを主成分としています。 それでアパタイト結石apatite stoneと呼ばれるものもあります
腎で形成される結石は砂状のごく小さなものから腎杯や腎盂を満たすほどの大きな
珊瑚状(さんごじょう)結石coral calculus(樹枝状結石branched calculus・鹿角状結石staghon calculus)まで様々です。
■治療法: 腎盂という体内の奥にあっても体外衝撃波砕石術 (たいがいしょうげきはさいせきじゅつ) extracorporeal shock wave lithotripsy(ESWL)が開発されて開腹したり腹腔鏡を 用いなくても結石を砕くことが出来るようになりました。 細かく砕かれた結石は尿中で排泄されます。 西ドイツで1980年に臨床応用されて、日本では1985年に認可されました。 患者は水槽に浸かり、高電圧のスパークをかけて衝撃波を発生させ、それを 患部に焦点を合わせて破壊させるものです。結石と人体のインピーダンスが異なるために 人体への影響は最小限にとどめることが出来ます。 割れやすい成分はアパタイト、リン酸マグネシウムアンモニウム、尿酸で割れにくいものでは シュウ酸カルシウム一水塩、シスチンの順です。 現在では日本の病院に30機種を越え約500台が使われていて、機械は年々進歩しています。 衝撃波の発生方法もいろいろあり、水中放電、圧電素子、電磁変換、電磁誘導、微小発破などがあります。また膜接触water cushionを用いる乾式型が出来、X線と超音波を用いて結石の位置決めが可能になってきています。 しかし他の部位での結石についてはこの装置での治療は不向きです。
■予防: 単純に考えてカルシウムを減らせば結石は出来難いわけですが、カルシウムは骨だけでなく体に大切な物質ですし 現代人はカルシウム不足と言われてますので、その方法は望ましくないでしょう。 それで栄養面で問題のない予防法は水分摂取を十分に行うことでしょう。 これは結石の予防だけでなく、様々な疾病の予防ともなるからです。 そのために毎日2リットルの水分を摂るように努めるべきです。 |