透析療法(とうせきりょうほう)dialysis therapy(人工腎臓・人工透析) |
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もうひとつは腹膜透析peritoneal dialysis(PD)で、透析液を人体の腹腔内に注入して腹膜自体の透析作用を利用することで
血液浄化を行うものです。
●血液透析hemodialysis
そのようにして透析膜dialysis membraneによって阻まれている透析液の流れと逆方向に血液を流すことで体内に余分に溜まった水分・電解質更に尿毒症の原因物質を除去し血液を浄化させます。
透析液に用いられている組成では、アルカリ化剤、ナトリウム(生理濃度135〜144mEq/L)、 カリウム(低カリウム血症では2.0〜2.5mEq/L)、カルシウム(2.5〜3.5mEq/L)、 マグネシウム(1.0〜1.5mEq/L)、塩素(105〜110mEq/L)、グルコース(100〜200mEq/L)が一般的のようです。
●腹膜透析peritoneal dialysis 腹腔内に腹膜透析液を注入して30分から数時間貯留させると、水分・尿素・クレアチニンなどの物質が腹膜を介して 腹腔内部に溜まってきます。それをカテーテルを通して体外へ排出させて透析を行うものです。 この方法では機械を用いずに透析を行えますが、機械を用いる自動腹膜透析法(APD)などもあります。 更にこの操作を一日5〜6回繰り返す方法を間歇的(間欠的)腹膜透析(かんけつてきふくまくとうせき)(IPD)と言います。 また持続的外来腹膜透析(持続携帯式腹膜透析)(CAPD)もあり、これは透析液を2L注入した後、カテーテルを一旦閉じて 5,6時間後に不純物の溜まった透析液を排出させる方式です。これは一日に3,4回続けて一日がかりで行う方法です。 この方法ですと、長時間病院のベッドで束縛される必要もなくより社会復帰に利する治療法のため、普及しつつあります。 尚、透析液を用いない血液濾過法hemofiltrationというものもあり、治療目的も異なります。 |