急性膵炎(きゅうせいすいえん)・慢性膵炎(まんせいすいえん) |
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●急性膵炎acute pancreatitis:
症状はお酒の飲みすぎや食べ過ぎのあと、上腹部に激痛が起こり特に左半身が締め付けられたような痛みを覚えます。
お腹がはってきて便通がなくなり、やがて発熱も出てきます。
●急性膵壊死acute pancreatic necrosis: 急性膵炎が悪化すると急性膵壊死が生じます。 急性膵壊死は膵実質が壊死に陥った重症の病態で、びまん性また巣状に起こります。 死亡率は40%以上に及びます。 壊死に感染が伴う場合は外科的治療が必要となり、壊死組織の除去や腹腔内洗浄、 ドレナージdrainage(皮下や創腔あるいは体内の貯留液または気体を体外に排出させる術)が施行されます。 急性膵炎の治療は入院が必要で、絶対安静にして絶食させます。水分も与えずに点滴でブドウ糖やその他栄養分をとります。 場合によっては胃の内部の胃液を鼻を介してカテーテルで吸引することもあります。 薬剤・抗生物質が与えられますが、容態が好ましくなければ手術も行います。
●慢性膵炎chronic pancreatitis: 慢性膵炎は3、40代男性に多い病気で、それは飲酒のとり過ぎが原因である場合が多いのです。 また膵管に膵石が見られることがよく有ります。 症状は上腹部の痛みが持続的に半年以上みられ、激痛でなくてもなんらかの不快感を伴い続けます。 消化不良や下痢もあります。 膵管の圧力が高まると、みぞおち周辺や背中などに痛みを覚えます。 急性膵炎のような激痛を上腹部に覚える場合もあります。 また膵実質が脱落することによって膵内・外分泌機能障害が生じ、糖尿病や消化吸収不良が現われます。 病気の原因は過度の飲酒、胆石症、急性膵炎などが考えられますので、治療では安静を保ちアルコールと脂質を制限します。 薬剤では消化酵素薬を用います。 |