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家庭の医学

C型急性肝炎:acute hepatitis C

■原因・症状:
C型急性肝炎は1989年に新しく肝炎ウイルスhepatitis virusesの遺伝子が発見されたことで名づけられました。それまで肝炎はA型とB型しか分類されず、それ以外の明確でないものを非A非B型肝炎と呼んでいた時期もありました。

しかしその後その内の約40%をC型急性肝炎として分類することが出来、その症状はB型に近いのですがA型B型に比べて自覚症状が軽く劇症肝炎になることは殆どありません。 これは血液由来のHCVの初感染によって潜伏期は1-3ヶ月とされています。 急性肝炎の症状が治まったあと治癒しきれずに慢性化するケースが多くあり、そのまま長い間経過して10年以上経つと肝硬変、更に10年を経て肝細胞癌hepatocellular carcinomaに悪化することも多く見られます。

■診断:
C型肝炎ウイルスが体内に抗原として侵入するとその抗体(HCV抗体)が生産されますが、感染からそれは約1ヵ月を要します。 それで抗体陽性を確認出来る状態より前に診断可能とするためにウイルス遺伝子HCV-RNAを測定する方法がとられます。

■治療:
基本的には入院、安静、臥床することで、食事が摂れなければ点滴を行います。 また慢性肝炎への進展を防ぐために抗ウイルス薬のインターフェロンを用います。

例:スミフェロン注[住友]・OIFオーアイエフ注[大塚]・IFNα[持田]・イントロンA注[シェリング・プラウ]のいずれか1剤。若しくはアドバフェロン注[山之内]。その他、IFNβ[持田]・フェロン[東レ-第一]。

予防
B型肝炎と同様にC型肝炎ウイルス感染者の血液や体液に直接触れないことで予防は出来ます。 しかしワクチンもまだありませんしこの抗体の存在も明らかではありませんので 出産時の子供への感染や性行為感染に関してはまだ無防備に近い状態です。






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