ニューロパチーneuropathy【多発ニューロパチー アミロイドニューロパチー】 |
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■原因:
●多発ニューロパチー: 多発ニューロパチーとは末梢神経系が左右対称性に侵される病気で、手首より先、足踝(くるぶし)より先と言うような四肢の末端から症状が現われて行きます。運動、感覚なども侵される場合があり、しびれ感、ジンジン感、違和感、痛みなどの異常感覚も起こりえます。 以下に2病例をあげます。
●糖尿病性多発ニューロパチー: この多発ニューロパチーの原因で最も多いものとして糖尿病性多発ニューロパチーがあります。我が国での糖尿病有病率は40歳以上の全人口の約10%とされていて、糖尿病患者の20-30%が糖尿病性多発ニューロパチーに罹っていると考えられています。
■症状:
■診断・治療:
●ビタミンB1欠乏性ニューロパチー: ビタミンB1は糖代謝やエネルギー代謝に作用する物質で、このビタミンB1が体内に入るとピロリン酸エステルになりコエンザイム(補酵素)・コカルボキシラーゼとして酸化的脱炭酸反応に関与しています。この物質が欠乏して酸化的脱炭酸反応に障害が生じると軸索変性主体のニューロパチーが起こり、それにより末梢神経炎(脚気:かっけ)やうっ血性心不全(脚気心)などの症状が出現します。(成人のビタミンB1の所要量は男1.1mg 女0.8mg) 脚気の症状が現われる場合、脚気ニューロパチーの呼び方もあります。 このニューロパチーはアルコール多飲者(酔いの程度や自覚に係わらず)や野菜類摂取が少なく肉食傾向が高いと言うような偏食傾向の強い人に多くみられる他、胃の切除後や妊婦悪阻に伴うビタミンB1欠乏も問題視されるようになってきています。
■症状:
■診断・治療:
●アミロイドニューロパチー: アミロイドニューロパチーとは繊維状の構造式を持つタンパク質の一種であるアミロイドが沈着するによる末梢神経障害のことです。 このアミロイド淡白繊維は径8〜10nmで不溶性かつ難分解性の性質があり、アミロイドニューロパチーの他、アミロイドーシス(アミロイド症:1853年ウィルヒョーVirchow RLKが命名)という病気があり、これは全身の様々な臓器や組織細胞外に沈着し臓器障害を起こす代謝性の疾患です。
■症状:
■診断・治療:
・下痢・便秘に対して
・起立性低血圧に対して
・貧血に対して
ニューロパチー:neuropathy 多発ニューロパチー:polyneuropathy 末梢神経:peripheral nerve 障害:disorder 糖尿病:diabetes mellitus 感覚障害:sensation disturbances 運動障害:movement disorder アミロイド:amyloid ビタミン:vitamin 補酵素:coenzyme 脚気:beriberi コカルボキシラーゼ:cocarboxylase アミロイドーシス:amyloidosis |