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●マレイン酸クロルフェニラミンchlorpheniramine maleate:
プロピルアミン系の抗ヒスタミン剤で、ヒスタミンhistamineの強力な血管拡張作用
や気管支の収縮、腸管などにある平滑筋を収縮させる事で起きる痙攣、子宮の収縮などを
拮抗(きっこう:ある作用を別の反作用物質で緩和、軽減させること)するものです。
それによって、くしゃみ、鼻水、咳、痰の抑えることが出来るものでこの薬は古くから用いられています。
副作用としては眠気、倦怠感、頭痛感、口渇などがあり、
自動車や機械の運転・操作を控える必要があります。
また重大な副作用ではショック、痙攣、錯乱、再生不良性貧血、なども稀に起こり得ます。
商品名:アレルギン、ネオレスタミン、クロルフェニラミンニスキャップ、クロールトリメトン、
クロダミン、コーヒス、ネオアレルミン、ネオベナコン、ネオレスタール、ヒスタール、ビスミラー、
フェニラミン、プロダミン、マレラミンなど。
●フマル酸クレマスチンclemastine fumarate:
これはエタノールアミン系で
従来の抗ヒスタミン剤に比べて持続性が高く10〜12時間あり、主な効能は上記の薬品と同様です。
鎮痛作用、自律神経系に対する影響は軽度です。
副作用は上記の薬品に準じていますが、重大なものでは痙攣、興奮、肝機能障害、
黄疸なども稀に起こり得ます。
商品名:タベジール、テルギンG、アラギール、アルサス、インベスタン、キソラミン、キノトミン、
クレマニル、クレ・ママレット、ハイニュース、ピロラール、フルミノール、ベナンジール、マゴチン、
マスレチン、マレルミンF、ラクレチン、レマジールなど。
●塩酸プロメタジンpromethazine hydrochloride:
これはフェノチアジン系の薬品で
抗ヒスタミン剤中、鎮静、催眠作用が比較的強く、抗痙攣(こうけいれん)作用も有していて、主たる効能は上記
の薬品と同様です。
持続時間は8〜12時間と長いほうに入ります。副作用は上記のものに準じていますが、
制吐作用があるために中毒や脳腫瘍などが原因の吐き気が鈍り、発見が遅れることもあります。
商品名:ヒベルナ(三菱ウェルファーマ)、ピレチア(塩野義)など。
その他にエタノールアミン系では塩酸ジフェドヒドラミン、塩酸ジフェニルピラリン、テオクル酸
ジフェニルピラリン。フェノチアジン系では酒石酸アリメマジン。ピペラジン系では塩酸ホモクロルシクリジン。ピペリジン系では塩酸シプロヘプタジンがあります。
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