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タミフル(リン酸オセルタミビル)・リレンザ(ザナミビル) ・シンメトレル(塩酸アマンタジン)

抗インフルエンザウイルス薬(成人用)の代表的なものとして 次のものがあげられます

●タミフルtamiflu[中外製薬](成分名:リン酸オセルタミビルoseltamivir)
 薬品名:タミフルカプセル75 1カプセル・75mg タミフルドライシロップ3%
 用法・用量:成人・小児(37.5kg以上)カプセル1回75mgを1日2回 5日間
      成人1回75mg 幼小児1回2mg/kg(体重) 1回75mgまで 1日2回 
           

細菌性かぜ症候群などには効果がなく、 A、B型インフルエンザウイルス感染症のみに有効で、 発症後48時間以内の投与が必要です。 2001年2月2日より保健が適応されていて、現在はカプセルでの経口投与が可能となり、 またタミフルドライシロップに限って幼小児の適応を有しております。
副作用
(重大なもの)ショック、アナフィラキシー様症候群、肝炎、肝機能障害、黄疸、皮膚粘膜症候群、中毒性皮膚壊死症、白血球減少、血小板減少
(その他)発疹、蕁麻疹、口内炎、神経系(幻覚、興奮、しびれ、妄想、不眠症など)神経系では致命的な異常行動に移る可能性がありますので服用後48時間は十分かつ慎重な看護が望ましいです。



●リレンザrelenza[グラクソ・スミスクラインgsk](ザナミビルzanamivir hydrate水和物)
 薬品名:リレンザ(粉末ブリスター梱包・1ブリスターに5mg・専用吸入容器付き)
 用法・用量:1回10mg 1日2回吸入 5日間


タミフルと同様で、A、B型インフルエンザウイルス感染症にのみ有効の シアル酸誘導体です。ドライパウダー(粉末)を吸入投与によってウイルスの増殖部位である 気道粘膜上皮細胞の表面に直接到達して増殖を抑え、 またシアルダーゼ(ノイラミダーゼ)阻害剤として働きます。 これもタミフル同様2001年2月2日より保健が適応されています。
生産量は少なく、流行や状況によって生産が調整されていますが、2009年に入ってタミフルが効かなくなる場合が出てきたり、タミフルが不足していることなどでリレンザを使用する例が大幅に増加しています。
副作用
(重大なもの)アナフィラキシー様症候群、気管支攣縮、呼吸困難
(その他)発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、耳鳴り、嗅覚障害、発汗、発熱、失神、視力障害など



●シンメトレルsymmetrel[チバガイギー-ノバルティス](塩酸アマンタジンamantadine hydrochloride)
 薬品名:シンメトレル細粒10% シンメトレル錠50mg シンメトレル錠100mg

元来パーキンソン症候群や脳梗塞に伴う意欲、自発性低下の改善のために使用されるもので 常時供給され、使用されているものではないようですが、1998年12月に抗A型インフルエンザ薬として認可されています。 これも、A型インフルエンザウイルス感染症にのみ有効で、発症後48時間以内の投与が必要です。
副作用
(重大なもの)皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、角膜炎、角膜上皮浮腫様症候群、腎障害、 意識障害、精神症状(幻覚、妄想、せん妄、錯乱など)痙攣
(その他)便秘、下痢、悪心、口渇、発疹、立ちくらみなど。

インフルエンザウイルス抗原検出キット(迅速タイプ)
医師が診断に使用するもので、検査所要時間は5〜20分、 有効期間は10〜16ヵ月程度。

●注意:副作用は必ずしもおきるものではありませんが、服用の際慎重に考慮すべきです。







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